某の備忘録

映画、音楽とか。その日感じたこと。しがないブログです。

相も変わらず台風である。しかし、下北沢まで散歩にいった。いつものカフェ。

最近は獅子文六を読んでいる。なかなか面白い。夏目漱石から現代までの間の作家が読みたいなあ。内田百閒あたりだともう古語に見えるから昭和2〜30年代の人達がいい。もっと他にこういう人いないかしら。ワクワクドキドキしたい。

 

新感染、月の満ち欠けなど

豪徳寺サンマルクに寄る。カフェラテを注文。数時間ぼんやりとすごす。

昨日観た「新感染 ファイナル・エクスプレス」を思いを馳せる。「アイアムアヒーローX新幹線大爆破」か

 

「月の満ち欠け」 佐藤正午 

読了。前世物。文章が上手いがそれほどでもない。

 

 

 

 

エイミーエイミーエイミー

久々に書く。スマホから書くことにしようかな。

「エイミーエイミーエイミー こじらせシングルライフの抜け出し方」を観た。思わぬ傑作。監督は「ブライズメイズ」のジャド・アパトー。主役のコメディエンヌであるエイミー・シューマーも良かった。下ネタ全開な女性版ウディアレンといったら褒めすぎだろうか。褒めてないか。ほろりとくる恋愛映画はやはりいいなあ。

ファイディング・ドリー

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ファインディング・ドリー(2016年 アンドリュー・スタントン、アンガス・マクレーン監督)

 

八代亜紀の下で木梨憲武室井滋らが活躍する物語である。しかしピクサーは安定した面白い映画作れますよね。ジブリの影響も高いから日本人にも観やすいのかな。映画館では意外と子供達は騒がず大人しく見ていました。「ズートピア」もそうだけどジョン・ラセターの映画は完全にハリウッドフォーマットで構築されてるんですよね。開始5分で事件を巻き起こし観客を巻き込んで、それからジェット・コースター的展開で90分ごろまで突き進み解決しそうでどんでん返し、そしてハッピーエンド。コマ割りがはっきりしてるというか、ヴェルサイユ宮殿の庭のように完全に設計されて分刻みで物語の展開を決めている。それに比べてジブリはまず庭の一角を作りこんでそこからかさぶたのように物語が膨らんで、まるでまったく設計されてない東京の都市のようにあらぬところに着地点。東洋人と西洋人の違いになってしまうんだけど。「ズートピア」のときは同時期に「レヴェナント」、「ファイデング・ドリー」の時は「シン・ゴジラ」が公開されていて、どうしても物語として後者にもっていかれてしまう。コムロサウンドというかつんくサウンドというか、ジョン・ラセターまたはディズニーは「トイ・ストーリー3」が完成形であとは良質なポップスを焼き直ししているだけに感じる。ピクサーやディズニーは結局ハリウッドフォーマットの≪良質≫なポップスに陥ってしまっていて、そこに物足りなさを感じてしまう。