凶悪
凶悪 (2013年 白石 和彌監督)
WOWOW。「日本で一番悪い奴ら」も観たけどこの監督は韓国のクライムサスペンス映画に負けたくないのか。それとも80年代以前のヤクザ映画の雰囲気を出したいのか。悪役がリリー・フランキーとピエール瀧のサブカル出身の二人なのだが、二人の出自が垣間見えてあまり怖くない。だって電気グルーヴにイラストレーターでしょ。それに比べて韓国映画の悪役はホントに悪そう。出自もわからないし。その違いかなあ。日本で悪役張る人で映画だけしかでてない人なんて今の時代皆無だから、スクリーンの中でホントに怖い人を発見するのはむずかしいのではないだろうか。白石監督の日本映画でもこのような映画作れるんだぞという気概がわかるだけにちょっと気の毒。ということは韓国人が「凶悪」を観ればちょうどよいのではなかろうか。このような形で日韓友好になるとは。。。
ゼロの未来
これからブログを始めようと思っている。何年ぶりかなあ
。はあ、続くかなあ。とりあえず観た映画を淡々と綴っていく。オススメはできません。栄えもない一本目は、
「ゼロの未来」(2013年、テリー・ギリアム監督)
WOWOW。フィリップ・K・ディックやウィリアム・ギブスンあたりの原作かなあと思ったら違うようですね。とにかく世界観が素晴しかった。このような映画は内容はどうでもいい。監督がこだわる世界観に楽しめるかどうか。やけにゼロにこだわった映画。まあタイトルからしてそうなんだが。