某の備忘録

映画、音楽とか。その日感じたこと。しがないブログです。

ジョン・ウィック

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ジョン・ウィック (2014年 チャド・スタエルスキー監督)

 

キアヌ・リーブス主演。なんだかなー。「コール・オブ・デューティー」や「バトル・フィールド」等のFPSを散々やった身だけど、派手なガンアクション映画は意外と苦手かも。ストーリーは平凡。犬を殺され車を盗まれたキアヌ・リーブスによる復讐劇。もっとストレスがたまったときに観れば楽しかったのかな。

野火

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野火 (2014年 塚本晋也監督)

 

大岡昇平原作の「野火」。珍しく原作既読。戦争映画はフィルムぽいのが良いのだが、これはデジタルで撮っている。今の時代、デジタルは当たり前なんだけどたまにげんなりするときがある。しかし死体はリアルでぐろくて良かった。ただ如何せん登場人物の血色が良すぎて人が喰いたくなるほど追いつめられてるようには見えない。撮影の合間に倒れないように三食しっかりとってる血色。一日か二日メシ抜きで撮った方がリアルさがでたのではないか。「幸福の黄色いハンカチ」の高倉健のように断食で臨んでほしかった。そうすればもうちょっとはまれたかも。

黒衣の刺客

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黒衣の刺客 (2015年 ホウ・シャオエン監督)

 

退屈。映像美なのか。妻夫木聡が出てたらしいけど気付かなかった。ストーリーは暗殺者が主人公なのだが、いかんせんストーリーが読み取りにくい。殺陣も下手くそ。小津に影響受けた人が武侠映画を作ってみましたということか。台湾、中国、香港、フランスが合作してまでなぜこの映画を作ったのかは意味不明。ホウ・シャオエン監督ファンは満足だとしたら救いがあるのだが。

凶悪

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凶悪 (2013年 白石 和彌監督)

WOWOW。「日本で一番悪い奴ら」も観たけどこの監督は韓国のクライムサスペンス映画に負けたくないのか。それとも80年代以前のヤクザ映画の雰囲気を出したいのか。悪役がリリー・フランキーピエール瀧のサブカル出身の二人なのだが、二人の出自が垣間見えてあまり怖くない。だって電気グルーヴイラストレーターでしょ。それに比べて韓国映画の悪役はホントに悪そう。出自もわからないし。その違いかなあ。日本で悪役張る人で映画だけしかでてない人なんて今の時代皆無だから、スクリーンの中でホントに怖い人を発見するのはむずかしいのではないだろうか。白石監督の日本映画でもこのような映画作れるんだぞという気概がわかるだけにちょっと気の毒。ということは韓国人が「凶悪」を観ればちょうどよいのではなかろうか。このような形で日韓友好になるとは。。。

ゼロの未来

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これからブログを始めようと思っている。何年ぶりかなあ

。はあ、続くかなあ。とりあえず観た映画を淡々と綴っていく。オススメはできません。栄えもない一本目は、

 

「ゼロの未来」(2013年、テリー・ギリアム監督)

WOWOWフィリップ・K・ディックウィリアム・ギブスンあたりの原作かなあと思ったら違うようですね。とにかく世界観が素晴しかった。このような映画は内容はどうでもいい。監督がこだわる世界観に楽しめるかどうか。やけにゼロにこだわった映画。まあタイトルからしてそうなんだが。